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前売りを持っていながら見に行っていなかった「魍魎の匣」
「姑獲鳥の夏」の実相寺監督から原田監督に変わったのと、関口役が前作の永瀬から椎名桔平に変更。他のメインは変わらず。

魍魎の匣
監督 原田眞人
原作 京極夏彦
音楽 村松崇継 脚本 原田眞人
堤真一(中禅寺秋彦(京極堂))
阿部寛(榎木津礼二郎)
椎名桔平(関口巽)
宮迫博之(木場修太郎)
田中麗奈(中禅寺敦子)
黒木瞳(柚木陽子)
マギー(鳥口守彦)
堀部圭亮(青木文蔵)
荒川良々(安和寅吉)
笹野高史(今出川欣一)
大森博史(寺田兵衛)
大沢樹生(増岡則之)
右近健一(雨宮典匡)
寺島咲(柚木加菜子)
谷村美月(楠本頼子)
清水美砂(中禅寺千鶴子)
篠原涼子(関口雪絵)
宮藤官九郎(久保竣公)
柄本明(美馬坂幸四郎)

前作の姑獲鳥の夏のときは、本当どうしようかと思ってました。めまい坂もあんなんじゃないだろうと思っていたし、作品としてうなっちゃったんですね私は。
今回の魍魎も大絶賛とは正直言えない。ただね、京極作品って本当に長いからよくまとめたと思いますよ。
関口ですが、前作は確かに病んでいたような感じだったけど、ピンとこなかった。で今回の椎名・関口ですが・・・・健康的な感じなんだよね。初めて久保と会ったときは、ああこんな感じと思ったけど、全体的に健康的。ただ私的には永瀬よりも今回のほうが良かったですが。
京極から離れてみると、椎名・阿部・堤の三人が並んでいるとかっこよかったんですね。存在感があって、さすがの三人と思えたし。
久保のクドカンですが、んーアクが足りない。そして木場はね、前回からも思っているけど、木場って感じじゃないんだよねぇ。もうこれは仕方ないか。

内容としてははしょってはいけないところをはしょってるよ!っていうのがまず思いました。何故久保があんなにも箱の中の娘にこだわったかというのを無くしてはいけないでしょう。ましてや原作では加奈子がいなくなったりして事件が起きているのに、そういうのがない。原作を読んだことある人なら分かると思うけど、読んだことのない人は何がなにやらだったのでは?
あと美馬坂研究所、全くイメージ通りじゃなかった〜初め関口たちが結構迷ってたどり着いたところが研究所だったよね。あれじゃあ、有名になるでしょうよ、目立ちすぎ。
憑物おとしが一番の見せ場なのですが、映画じゃあそこも結構軽く扱ってるというように思う。何より魍魎では木場がそりゃあもうメインのように動いているのに、映画じゃあ軽く扱われているし。
最後の加奈子の「ほう」シーンだって何故「ほう」と言ったのか分からないですよアレじゃあ。それに加奈子が箱に入っているようにしないと。その前にでた四肢が箱にはいっていたのなんて良く出来てるな〜って思ったのに。
久保が箱に入って後悔するところとか、本当作品に大切な部分をそぎ落としたと思います。

と、ここまでむちゃくちゃに書いてますが、姑獲鳥よりもずーっと面白かったですよ。あんな分厚い本が原作だから時間をもう少し延ばして作れないのかなっていうのは思うけど。
次回あるとしたら狂骨。もっと原作を練って作ってほしいと思います。

あと榎さん役の阿部。もっとはじけてーーー!!と今回も思った・・・。
本来ない場面だけど、京極が穴に落ちそうになって関口に「君ならやれる」とか「やっぱりダメか」とか言ってくるくる回っていたのは京極堂らしくないんだけど思わず笑った。
次回作に期待してもいいですか?

「魍魎の匣」
★★★☆☆
配役は良かったと思うのと前作よりも面白かったので。



















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